透析の、前に
穿刺を待つ時間を使います。5分から20分、体力に合わせて。
Stay Strong Through Dialysis
透析を「受けるだけ」で終わらせない。
——動ける体で、これからを過ごしていただくために。
当院には理学療法士が常駐しています。透析に来られた日も、透析のない日も、体を動かす時間をご用意しています。
穿刺を待つ時間を使います。5分から20分、体力に合わせて。
始まって30分たってから。ベッドでもチェアでもできます。
ご自宅へ伺います。1回40分〜1時間、週1〜3回。
A Day at the Clinic
玄関からベッドに入るまでのあいだに、運動の時間があります。穿刺を待つ時間を使うので、通院が長くなることはありません。
月・水・金の午前に通われる方の一例です。通院の曜日と時間帯によって前後します。
Equipment
運動の内容と強さは、理学療法士がお一人ずつ決めています。ご希望の方に行っており、参加されない日があっても構いません。効果や続けやすさには個人差があります。
During Dialysis
透析が始まって30分たってから、ベッドやチェアの上で行います。始める前に血圧をはかり、その日の体調を見てから決めます。
寝たまま、または座ったまま自転車をこぎます。
画面の動きに合わせて、ゴムバンドを使って動きます。およそ18分です。
道具を使わず、ご自分の体の重みだけで動きます。およそ21分です。
この3つが難しい方には、理学療法士がマンツーマンで入り、その方に合うストレッチや運動を行います。ベッドでも、リクライニングチェアでも同じ運動ができます(チェアは倒して平らにできます)。シャント側の腕は、透析のあいだは動かしません。
At Your Home
理学療法士がご自宅へ伺う、訪問リハビリテーションです。透析のない日に伺うことが多くなっていますが、透析の日にも伺えます。
伺う時刻の一例です。ご都合に合わせて決めます。
What You Want to Do
お一人ずつ、目指すところが違います。「こうなりたい」を伺って、そこから練習の中身を決めています。
外を歩く練習を重ねました。花火に行きたいという方もおられました。
ご自宅の周りには坂道がありました。まず坂道の練習から始めました。
歩く動作の練習に加えて、お部屋の中で実際の動きも練習しました。
暮らしの中の動作を、ひとつずつ確かめながら練習します。
Our Promise
運動は、続けることが難しいといわれています。だから当院の理学療法士は、無理をさせないことを決めています。
いちばん近くにいる立場として、小さなお言葉も拾って、次につなげています。
For Your Safety
中止の基準は「腎臓リハビリテーション診療ガイドライン(2026年4月15日 改訂版)」を参考にしています。もともと血圧の低い方・高い方もおられるため、最終的な基準は主治医に相談しながら、お一人ずつ決めています。運動の可否は、その日の体調をみて医師とスタッフが判断します。
Our Own Data
透析の前の運動には、およそ4人に3人の方が参加されています。続けられるかどうかについては、6か月の記録を学会で報告しました。
2026年6月2日の時点で 71名のうち 54名
透析患者様 60名のうち 41名
41名のうち 35名
41名のうち 36名(維持または改善)
6か月のあいだに中断された方は 6名(14.6%)でした。理由は腰痛、骨折、血圧の低下、入院などです。結果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。運動の可否はその日の体調をみて医師とスタッフが判断します。
Please Visit Us
見学のときに体験していただくこともできます。ご家族だけのご見学も歓迎しています。