「そこまで歩いてみませんか?」
そんな声かけから始まった、小さなおさんぽツアーです。
透析を受けている方の行動範囲を、ほんの少しでも広げたい。近所の介護施設・リハビリセンター、そして当院の患者様とスタッフに声をかけたところ、「とっても良い企画ですね」と、みんな一緒に動き出してくれました。
季節が暖かくなって、ちょうど外を歩きたくなる頃。心がすこし華やいだ時間になりました。
おさんぽツアーの行き先
- 集合:みかづき透析クリニック
- 目的地:旧中西家住宅(吹田市岸部中)
- 所要:徒歩10分の道のり
- 参加:当院の患者様、スタッフ、近隣の介護・リハビリ施設のみなさま
クリニックを出て、ゆっくり歩いて10分。途中には、まだ茅葺き屋根や畑が残る昔ながらの町並みがあります。普段はあまり通らない道を、みんなで一緒に歩いていきました。
「ご近所さんに声をかけて、一緒にお茶しよう。」昔の日本にはあった、そんな空気感です。
旧中西家住宅について
- 国登録有形文化財/吹田市指定有形文化財
- 江戸時代後期・文政9年(1826年)築
- 瓦葺きの大規模主屋を中心に、長屋門・内蔵・土蔵など7棟が登録文化財
- 庭園は国登録記念物
- 所在:大阪府吹田市岸部中4丁目13番21号(吹田市立博物館内)
- 最寄り:JR京都線「岸辺駅」から徒歩10分
江戸時代の学者・廣瀬旭荘が「華麗で、諸侯が住まう家のようだ」と讃えた建物です。現地のガイドの方が、当時の暮らしや建築の意匠について、丁寧に話してくださいました。
「この近所にこんな文化財があったとは、まったく知らなかった。」クリニックで働くスタッフたちも、口々にそう驚いていました。
身近な町に、これだけの歴史があったこと。普段の行動範囲を、ちょっと広げてみるだけで、見えるものが変わります。
次回について
開催が決まりましたら、このページと院内の掲示でお知らせします。当院に通院されていない方も、ご家族の方もご参加いただけます。歩く距離やペースは、その日の体調にあわせてご相談ください。